本の紹介DETAIL

富士山、2200年の秘密~なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか~

発売 2014/10/02
仕様 四六判・ソフトカバー・288ページ

戸矢学著

¥1,650(税込)

商品概要
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風水で解けた謎の関東王国、徐福が目指した蓬莱山
武蔵国一宮氷川神社とスサノオ、聖徳太子と藤原一族
点が線で結ばれるとき古代史最大の謎が解ける!

世界遺産に登録されたことで注目度がさらにあがった富士山。昔から霊峰として崇められていたこの山だが、日本最古の歴史書である『記紀』にはなぜかまったく触れられていない。
それはなぜなのか? 富士山には何か特別な秘密が隠されているのではないのか?
富士山の歴史を紐解き、そして風水から読み解くことによって、意外な事実が浮かび上がってくる。そこには古代日本の成立と深くかかわる伝説の人物がカギを握る人物として現れ、謎の5世紀といわれる古代関東の王国にまで話は繋がっていく。富士山の秘密を解くことで、日本神話の神々が登場する日本建国の謎にまで迫ることになっていく。

「ヤマト朝廷には、富士山に触れてはならない重大な理由があった!
──それが私の到達した解答です。そしてそれ以外にこの謎を説明することは不可能でしょう。
(中略)『富士山の秘密』を探る手掛かりは各地の神社を始め、伝承にも文献にも実は秘められています。本書ではそれらを順次繙いて行くつもりです。」(本書「はじめに」より)

~読者の声~
・「とても面白かったです。後半、著者の方も言っておられるようにちょっと急ぎすぎた感はありますが、親しみやすい文体で、且つ、説得力がある内容だったと思います。これを読んだあとに原武史さんの出雲についての本を読みましたが、私のように「スサノヲ=埼玉??」な素人には大宮の氷川神社の歴史、この本でも言及されてる明治初期の国家におけるこの神社の特異な扱われ方について勉強することができました。後は超古代のでっかい遺跡が出てこないかな、無理かな。 他の本も購入するつもりです。久々にいい本だった」
・「今までそんなに興味が湧かなかった事の裏側が気になって購入。学校で習ってきたことはなんだったのか?と思うくらいに引き込まれてしまいました。大人になってからのこういった書物はとてもおもしろいと思います」
・「富士山が日本書紀にも古事記にも載っていないということを、今回初めて気づかされました。独自の視線で異端かもしれませんが、説得力があり深く共感します」
・「この本のタイトルとサブタイトルの「なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか」に
まず最初に非常に興味を抱きました。私の頭の中にある記憶には、確かに「古事記」には富士山の事が書かれいてなかった。それを思い出したと同時に吸い込まれるように本文にのめり込んでしまいました。一般的に知られている「聖徳太子」や「竹取物語」がこんなに富士山と深い関わりがあるとは想像もつきませんでしたし、「始皇帝」や「徐福の渡来」から富士山に繋がっているとは夢にも思いませんでした。陰陽道で謎の多い「記・紀」を作者の風水を用いての紐解きで、これが実に理に叶っていて、確かに「なるほど!」と納得させられるものでした。「西の都」は誰もが知っていても富士山を望む「東の王宮」は知らないはず!内容は見てからのお楽しみなのですが、驚きの連続で、本当に内容の濃い一冊でした。オススメです! 」

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