お昼休憩を終え、午後の部の開始です。結局、出雲そば食べられなかったので、僕はシュウマイしか食べてなくて、ちょっと空腹気味。まあ、仕方ない。
最終日の午後の部、残り3社です。まずは八重垣神社へ。
ここは縁結びにご利益があるということで、若い女性に大人気の神社です。ヤマタノオロチから逃れるためにイナダヒメが身を隠した場所。御祭神はスサノオとイナダヒメです。
「八重垣」はスサノオの歌「八雲たつ 出雲八重垣 妻籠みに~~~」から来ています。
あんま関係ないけど、うちの近所に根津神社という神社があるんですが、ここはヤマトタケルが東征の折にスサノオを祀った神社なんですが、この近くにある煎餅屋さんが「八重垣煎餅」といいます。この煎餅屋さんのビルの上に立川談志が住んでいて、ここの煎餅がお気に入りだったそうです。この店の暖簾は談志が書いたもの。興味のある方はいらっしゃいまし。ご案内いたします。
さて、いつもの『ころころ古事記』(松尾たいこ著)です。狛犬もかわいいです。かなり顔が崩れてますが。
ここは少し離れた場所(歩いて3分)に鏡池という、イナダヒメが隠れていた時に自分の姿を写していたという伝説の池があって、ここに社務所で売ってる占い用紙にコインを浮かべて、その沈む時間や流れる方向によって、その人の恋愛運を占うという「縁占い」が人気です。
ホツマメンバーのみんながやってるのを反対側から隠し撮りしました(笑)。女性にまじっておっさんが縁占いをするっていうのもなんかきもいので、僕はやりませんでした。
本殿のある場所は道路沿いの開けた場所にあるので、場所自体はそんなに神聖さを感じないんですが、この鏡池がある佐久佐女の森(さくさめのもり)は木々に覆われていて、とっても気持ちのいい場所です。たくさんの人がお願い事しに来る場所って、あんまりいい雰囲気じゃなかったりするんですが、ここはいつ来てもいいですね。
イナダヒメを祀る天鏡神社です。
なんか、いまいち写真で魅力を伝えきれてないので、ぜひ実際に行って、感じてください。
近くにはイナダヒメが2本の椿の枝を地面にさして、それが育って1本の木につながったという夫婦椿もあります。社務所には椿の花をかたどったお守りも売っています(美のお守り)。
あと、ここは神様を描いた日本最古の板壁画があります。スサノオやイナダヒメ、アマテラスにイチキシマヒメなど、拝見することができます。境内の宝物館にありますので、こちらも興味のある方はぜひ。僕は今村先生と一緒に楽しみました。
他にも境内には摂社がいくつかあり、男根を祀っているものがあったりして、それはそれでなんか興味深い。
ということで、八重垣神社の参拝を終え、次へ向かいます。残り2社。
つづく。