佐太神社を後にして、次に向かったのは美保神社です。もう橋を渡ったら鳥取という島根のぎりっぎりのところにあります。
天気予報の通りに時折雨が激しくなったり、やんだりと、ちょっと不安定な感じでした。で、もうすぐ着くというときに、前方に虹がかかってるじゃありませんか。もう、バスの中は大騒ぎです。
こりゃ、歓迎されてるねえなどと士気が上がった状態で到着。すっかり雨もあがっています。
商売繁盛の神様として有名なえびす様(コトシロヌシ)を祀る全国のえびす社の総本宮です。
えびすさんといえば、エビスビールでおなじみのあのえびすさんです。
ああ、ここでエビスビール飲みたかったなあ。。。
拝殿は土間になっていて、いつもなら15時半からここで巫女舞が奉斎されます。
で、この日訪れたのがちょうどその頃だったので、見られるかなあと期待してたんですが、あいにくこの日は境外の摂社の祭祀が、そちらでの奉斎があるので、始まるのが遅れるとのことで、断念。無念①
神職さんの生演奏に、巫女さんの舞、素敵なんですよねえ。見たかった。
後ろに回ってみるとこんな感じで、ふたつの社殿が横並びになってひとつにいます。
真後ろから見るとこんな感じ。
千木の先が水平になっているのが女性神なのでミホツヒメ、垂直になっているのが男性神なのでコトシロヌシです。
で、古事記ではこの二人の関係は、義理のお母さんと息子となります。コトシロヌシのお父さんがオオクニヌシで、オオクニヌシの後妻がミホツヒメ。
今までずっと、なんかしっくりこなかったんですが、ホツマツタヱを勉強してからその謎が解けました。ホツマではコトシロヌシの妻がミホツヒメなんです。
夫婦で祀られているのであれば、それは自然というか、しっきりきます。
ホツマツタヱを読むと、こんな感じで御祭神の謎が解けていくので面白いです。
美保神社があるのは港町で、ここは温泉も出るので、昔からの観光名所で、この通り、道の両側に古い旅館やお店などが並んでとっても素敵です。
青石畳み通りっていうんですが、雨に濡れると青く見える石が、ちょうど雨上がりだったためにきれいに見えました。
みんなこの通りにある酒屋さんでこの日の夜のためのお酒を調達。しばし観光気分を味わいました。
ここは港町でイカ釣り漁船が港を埋めています。
で、鳥居の外のお土産屋さんでいつもならイカ焼きを売っていて、それが楽しみだったんですが、なんとまさかの定休日。イカ焼き、食べられず。。。無念②
悔しいので喫茶店でイカ団子を売ってたのでそれを買って食べました。美味しかったです。
そんなこんなで2社目の美保神社の参拝終了。ここから車でちょっと行ったところに美保関灯台があり、その近くにコトシロヌシが釣りをしたという沖の御前島というのがあるんですが、そこは割愛。
ご興味のある方は行ってみてください。
お次は宿にチェックインしてからもう一社参拝する予定です。
つづく。