初日の最後に訪れた玉造湯神社が暗かったし、雨だったりで、いまいちコンディションが悪かったので、川沿いの足湯にも入りたかったというのもあり、朝起きたら再訪するつもりだったんですが、飲みすぎたおかげで寝坊。無念。大急ぎで朝食会場へ。
皆さんお揃いで、早起きして玉造湯神社を再訪された方もいたようでした。
写真取れなかったのでイラストでどうぞ。
松尾たいこさんの『ころころ古事記』です。
この本に願い石と叶え石のお願いの仕方しっかり書いてました・・・。
朝8時出発! 天気予報ではこの日も雨だったんですが、快晴!
「はじホツ!」メンバーの強運にしびれました。
今日の1社目は日御碕神社です。こちら、今年あった大雨のおかげで道路が崩れてしまって、今はそこの崩落したところは仮の道路になっています。なので、大型バスは通ることができず、マイクロバスに途中で乗り換えてから行くことになりました。
ちなみにニュースで流れた、この崩落した道路でぎりっぎり助かったタクシーの運転手さんは今回お世話になった出雲観光タクシーさん。ニュースで社長がインタビューされてるのを見たときはびっくりしました。
バスの乗り換え中に社長が来てくれて、メンバー全員に出雲大社の神在祭の特別な紙垂をくださいました。どうもありがとうございます!
マイクロバスに乗り換えて、稲佐浜を横目に日御碕神社に向かいます。海沿いの道。雨のせいか日本海はちょっと荒れ気味。それでも素晴らしい景色が続きます。
そして、到着。
出雲の神社では珍しい朱塗りの神社です。今の社殿は日光東照宮を建てた三代将軍家光なので、雰囲気がなんとなく似ています。
出雲というとスサノオやオオクニヌシを祀る神社が多いんですが、こちらはアマテラスとスサノオを両神を祀っています。
鳥居から正面の下の宮(日沈の宮)にはアマテラスが。
参道右側の上にある上の宮(神の宮)にはスサノオが。
スサノオの子孫のアメノフキネノミコト(日御碕神社の宮司さんのご先祖。ということは宮司さんはスサノオの子孫!)が神社のすぐ近くにある経島(ふみしま/ウミネコの繁殖地として有名)にアマテラスを祀ったのが始まりと言われています。
安寧天皇13年に隠ヶ丘(スサノオが自分の休まる地を柏の葉を風に流して決めた場所)のスサノオをこの地に遷してお祀りを始めました。
そして、天歴2年(948年)に経島のアマテラスをこの地に遷して今の形になりました。
伊勢神宮が日本の昼を守るのに対し、ここは日本の夜を守るとされています。
これがスサノオを最初に祀っていた隠ヶ丘。聖地感がハンパない。こういう原始神道みたいな感じ、好きなんですよね。宗像大社の神籬とかに通じるものを感じます。
映えスポット。モデルさん立たせたらいい写真撮れそう。
木製の狛犬。あうんが逆でしたね。
鳥居の近くにお土産屋さん兼食事処があって、参拝後は各々買い物。前日、美保神社でイカを食べ損ねたので、お土産にイカを買いました。みんな、甘酒飲んだり、楽しそうでした。
日御碕灯台のほうに行くと、お土産屋さんや海鮮丼を食べさせてくれる店とかあって、それも楽しいです。今回は行けませんでしたが。以前行ったときは「古事記丼」っていうのがあったな。
再び、『ころころ古事記』より。
スサノオやアマテラスを祀るふたつのお宮以外にも、周辺の神社を集めていたりして、なんだかんだでたっくさんの神様がいらっしゃいます。ここでも今村先生とトラさんの解説をたっぷりいただき、お次の神社へ向かいます。
次は稲佐浜で砂を拾ってからの出雲大社です。出雲大社へ向かうバスの中でも笑い声が絶えず、にぎやから道中となりました(笑)。
つづく。