韓竈神社でプチ登山をして達成感を味わい、次へ向かいます。お次は須佐神社です。
須佐神社はスサノオの終焉の地と伝わっていて、「御魂鎮めの社」と言われています。御祭神はもちろんスサノオ、それにイナダヒメと、イナダヒメのご両親のアシナヅチとテナヅチ。
ここの宮司さんは須佐さんというのですが、アシナヅチの御子孫です。社殿の後ろに立派なスギのご神木があり、これをぜひみんなに見てほしかった。
韓竈神社からはおよそバスでおよそ1時間ちょい。心地よい疲れを感じながらバスに揺られます。時計を見るともう16時を回っています。嫌な予感。そう、もうすぐ日の入りです。前日の玉造湯神社のことが思い出されます。雨こそ降っていないものの刻々と薄暗くなっていきます。
不安を抱きつつ、到着。あたりはすっかり暗くなっています。しかも小雨も降ってきました。が、ここまで来て行かないという選択はありません。
駐車場から歩くこと3分くらい。須佐川に架かる橋を渡りながら、ここの川もきれいで素敵なんだけどなあと虚しく思います。川面なんてなんにも見えません。
このあたり、街灯もあまりなくてかなり暗い。そんななか30名近くの人がぞろぞろ歩きます。近所の人が不審に思ってライトをこちらに向けたりして、なんかやばい集団に思われたんでしょうか。
鳥居をくぐって、参拝を済ませ、本殿の裏にあるご神木に行ってみたんですが、暗い。巨木感をいまいち感じられず、なんとなくその場に立ちすくみます。雨が降っている。寒い。
本殿の裏には小さな摂社がいくつかあって、いい雰囲気なんですが、いかんせん暗い。見えない。
以前来たときは宮司さんに挨拶させていただいて、秘蔵のヤマタノオロチの骨(と伝わるもの)を見せていただいたりしたんですが、宮司さんにお会いできる気配はありません。
暗い。寒い。
鳥居を挟んで反対側にはアマテラスを祀る天照社という神社があるんですが、もはやそこまで行く気力もなく、そそくさとバスに戻りました。
暗いし寒いし雨降るしで、写真撮ってる場合じゃなかったんで、1枚も写真がありません。
かわりのいつもの『ころころ古事記』です。
七不思議とかいろいろ見どころあったんですが・・・。
冬の参拝は16時までに到着しないとだめです。それを学びました。とにかく暗い。
何はともあれ、この日のミッションはすべて終了し、宿に向かいます。この日は雲南の温泉です。二日続けて温泉なんて幸せすぎる。ここからおよそ1時間30分ほどバスにゆられ、19時前に宿に到着。
そこにはなんと。
VIVANT。それぞれのアルファベットにはドラマ『VIBANT』の出演者のサインが。
ここ、あのドラマの雲南ロケの拠点になってたんですね。なんかテンション上がりました。
お腹ぺっこぺこだったんで、速攻でお食事です。
お料理の写真、撮り忘れました・・・。ただ、無茶苦茶美味しかった。前日の玉造温泉のお宿もよかったんですが、こっちのほうがもっと美味しかった。出雲、クオリティが高すぎます。
おのおの、好きなお酒を飲んで(僕はもちろん地酒です)、今更ながらの自己紹介タイムがあったりして、楽しい時間を過ごしました。
そして食事が終わった後は恒例の部屋飲み。出雲ワイナリーで買ったワインや日本酒などを持ち寄って遅くまでワイワイガヤガヤと盛り上がりました。
このホテルの周りは何にもないので、部屋飲みで終了(スナックはなし)。
翌日は8時出発です。
つづく。
※やはり年内に終わりませんでした。残りは来年。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。